南青山の外苑西通りからちょっと入ったわかりにくーい場所にある、とってもムーディーなフレンチレストランです。シェフはあの有名なカンテサンスでスーシェフをされていて、独立してこのお店をオープンされたそうです。

フロリレージュとは、フランス語で詩華集という意味だそうです。
夜はおまかせコース10500円のみです。なにが出てくるかわからないので、期待感が高まります。

美しいお皿

まずは、そば粉のガレットキャビアをのせて。下にひかれてるのは蕎麦の実だそうです。

お次はオリーブのケーキみたいなやつです。甘くはないです。

イベリコ豚の足のように見えますが、パンです。

チーズケーキのように見えますが、バターです。

トリュフのコロッケとほたてのお刺身四葉のクローバーをのせて。
クローバーは食用だそうです。食べると幸せになれるのかな？
トリュフコロッケにナイフをいれると、中からトリュフクリームが出てきます。いきなり幸せになれました。
ほたての横にまるくなっているのが、トリュフオイルだったかな？ほたてにこのオイルをつけて、口の中にいれます。あまりの美味しさにしばし沈黙です。

ドメーヌ・ルジューヌ　ブルゴーニュ・ルージュ　2010年

フォアグラとメレンゲ。メレンゲは手でもって、フォアグラを口に入れると同時にすかさずメレンゲも入れ、そのコラボレーションをお楽しみください、とのことでした。

こちらはフォアグラが苦手な人用の、別メニューです。海老のフライとセップ茸のクリームソース。セップ茸のソースがまた濃厚で、言葉になりません。

これは中にちっちゃくて丸くて黄色いつぶつぶがぎっしりはいっていて、レモンみたいな味のするものです。それをカリカリの海老にかけていただきます。

なんと、ぶり大根です。もう外はめっきり寒くなりましたからね。クリームソースは酸味があって、それと大根のうすぎりの組み合わせがもうバッチリです。黒い塊は海苔です。香ばしいです。

シャトー トゥール カロン 2009年

ジャジャーン、イノシシです。ピンク色のとても美しいお肉です。レアーな感じが好きです。とてもあっさりした味わいでした。

イノシシの肉まんです。お皿がすごいです。ボッティチェリの肉まん誕生。

柿のシャーベットを柿の薄切りにぐるぐる巻いて。自然の甘さですね。先ほどの大根の薄切りが伏線になってます。

生チョコとソルベ、

コーヒーとあわせて。

ホオズキだそうです。お正月の羽子板の羽みたいなので硬いのかと思ったらやわらかくて甘酸っぱい感じでした。
2人でビール2杯とワイン2本いただいて、お会計は1人18000円ちょい。
このほかにも、お皿に合わせてグラスワインワインをサーブしてくれるオプションがあって、こちらはご予算6300円ということでした。
外はめっきり寒くなりましたが、心と身体は充実感とワインの余韻でホクホクなのでした。
2012年11月　寒い夜に
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フロリレージュ （Florilege）
東京都港区南青山4-9-9 AOYAMA TMI 1F
03-6440-0878
営業時間 [木～火]
12:00～13:30（L.O.）
18:30～21:00（L.O.）
定休日:水曜日
http://www.aoyama-florilege.jp
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