板橋から高速道路で30分、浦和インター出口から程近いところにある浅子ファーム。ここで様々な農業体験イベントを行っているのが「イナカプロジェクト」。今年5月に田植え体験でお世話になり、その植えた稲の収穫です。集合は朝8:30なので前日は早めに就寝し、頑張って早起きして一路さいたまへ。
9:00から隊長のオリエンテーションとワークショップがスタート。稲の刈り方、脱穀、籾摺り、精米のレクチャーを受けます。
まずは専用の脱穀機で脱穀します。牛乳パック風の脱穀機に稲を入れて蓋をして引っ張ると籾が脱穀機にたまっていくシステム。
脱穀した籾の籾殻をレンガでこすって籾摺りし、籾殻を取り除くと玄米になります。
玄米を縦長の瓶につめて木の棒でえっさえっさと削って精米していきます。白米になるまで相当時間かかるみたい。
さてワークショップも一通り終了し、いざ稲刈りへ!専用の鎌で下から10センチのところを刈り取っていきます。
鎌の切れ味は鋭く、こどもでも簡単にじゃんじゃん刈っていけます。稲の根元をつかむと突然大きいコオロギがでてきたりして結構ビビります。
刈り取った稲は荒縄で結びます。この作業は大人がやらなくてはならないので刈りすぎるとあとで大変なので気を付けましょう。
結んだ稲をハザにかけて稲を乾燥させます。
こんな感じでハザかけ終了!稲刈りが終了したらこどもたちはひたすら田んぼの周りでバッタ取り。こどもたちがバッタ取りに夢中になってる姿をみていると微笑ましく、こういう時間って一番大切なんだよなあと思ったりして。
ちなみにお茶碗1杯のお米は約150グラム。
米粒は約3800粒。稲だと何本だったけかな。
そんなこんなで午前中で稲刈り体験は終了し、充実した1日となりました。イナカプロジェクトではそのほかの体験イベントもいろいろ開催していますので、ホームページ覗いてみましょう。