私もここ去年の秋に訪れました〜。素敵なお店よね。
その日のメインが鳩だったので、やっぱり牛にすればよかったと思ったのが一つ後悔。
西麻布 「レフェルベソンス」 お昼のコース 5000円
- By: 貧乏お父さん
- カテゴリー: フレンチ・イタリアン, 西麻布, 食べ歩き
念願のレフェルベソンスにいってきました。夜は高そうなので怖くて行けませんが、ランチはとってもリーズナブルです。というか、こんな有意義な5000円の使い方はないと思います。
さて、まずは迷子になりながらなんとかたどり着いたエントランス。期待に胸が膨らみます。
L’Effervescenceとかいてあります。泡、活気のあるというような意味だそうです。
店内は日の光が差し込んで広々としたとっても贅沢な空間で、心が癒されます。
コンセプトの泡の模様がきれいです。このお皿ほしいなあ。
まずはシャンパーニュで乾杯。
5000円のコースは2つあり、こちらは”より道”というコース。
こちらは”海と大地が出会う場所へ”というコース。物語仕立てです。
はい、まずは南瓜、アオリイカ、ハッサクを2口で~。これは共通メニューです。とろけるようなアオリイカ、甘くてとろけそうです。グラスのしたにはコンセプトの泡が。
次は磯の香りと~さっと炙ったスティックセニョールと蝦夷鮑、初摘み海苔のサバイヨン、舞茸、黒オリーブと金連花。海と大地のほうです。この炙ったスティックセニョールのうまいこと。
これは寒ひらめのクリュと地蛤、滝川ごぼうのピュレ、ごまだしのエミュルションとデコポンのヴィネグレット、紫蘇の小葉とクレソンアレノア。より道のほうです。ひらめに蛤とクレソンを巻いて口に入れた瞬間、!、うなりました。グラスで頂いた、イタリアの山で栽培してるブドウでつくられたのに磯の香りのするという白ワインとよくあっているような気がして至福のひととき。
定点~丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、バスク黒豚のシャンボンセック&ブリオッシュ。共通メニューです。このお店の看板メニューで、火入れに4時間かかるそうです。どの季節にきてもかならずでてくる一品だそうですが、季節によって蕪の味が違うそうです。
枯れ野~信州和牛もも肉の薪焼とちりめんキャベツ、ペコロス、ホースラデッィシュクリームで。海と大地のほうです。
お肉ももちろん美味しいですが、このキャベツとかとくにペコロスの甘みにはうっとりしますね。牛肉は甘みのある肉なので、ガチガチのカベルネよりもふんわりしとしたメルローのほうがあいます、といってでてきたグラスの赤ワインがとても美味しかったです。
アップルパイの様に#15~タラバ蟹、縮み法連草、安納芋、実山椒、柚子ホワイトソース、時季のサラダ。より道のほうです。
見た目はジャブローの秘密基地のようですが、パイの中にはいろいろな旨みが凝縮されていて、とても手の込んだ仕事になっています。柚子がまたよいアクセントになっていました。
リモンチェロのババとバナナ、ホワイトラムのアイスクリーム、黒大豆、泡立てたアングレーズソース。より道のほうです。
ラムの風味がアイスクリームを包み込む、大人のデザートでした。
熟成和栗のクリームと竹炭プララン、ブールノワゼットのアイスクリーム、黒オリーブ、タカラ牧場の「小さなトム」のムース。海と大地のほうです。
最後は”おしゃべりのひととき”という題名のお菓子を食べながら紅茶を飲んで余韻にひたります。
12時からスタートして3時過ぎまでゆったりと至福の時間をすごすことができました。スタッフの方の対応も丁寧ですし、半個室の居心地は抜群ですし、ほんとうに5000円でいいのかな?と思うぐらい素晴らしい内容でした。
2015年3月
レフェルヴェソンス (L’Effervescence)
東京都港区西麻布2-26-4
03-5766-9500
http://www.leffervescence.jp/